シングルS9 ビビロップ(最高2014)
USMシーズン9のシングルレートで使用した構築。
以前から使ってみたかったミミロップをメガ枠に据え、ミミロップを止めにくる物理受けポケをビビヨンでハメるというコンセプトで組んだPT。
(ちなみにS8は1900代止まりだったので記事書いていません。)
A252 S252 H4
ねこだまし・恩返し・ローキック・アンコール
某記事を参考にさせて頂いたローキックミミロップ。
ビビヨンと組ませるということで、目の前の敵を倒すことよりも起点に変えることを目的とした技構成。猫だましを絡めて相手を程良く削りつつ、ローキックによるS下げやアンコの技縛りで、後続の起点を作りだす。
ジャローダとの対面では、メガシンカせずに猫だまし→恩返し→メガシンカして恩返し と動けば蛇睨みを受けずに処理ができるので、メガ前の特性は柔軟一択。
努力値をAに振り切ることで猫+恩返しでB4コケコを高乱数で落とせるため、耐久調整はせずにAS特化。コケコはビビヨンやカグヤに刺さっており、被選出率がかなり高いので、対策も厚めにしておきたかった。
今季は猫恩返しを耐えてくるような耐久振りのガモスをよく見かけたが、ローキックをかまして蝶舞をアンコすれば交代からの処理が間に合うので、あまり苦手意識は無かった。起点作りがメインの仕事なので、火傷もそれほど致命的ではない。
ビビヨン @食べ残し おくびょう 複眼
H44 C212 S252
眠り粉・みがわり・蝶の舞・暴風
CS型のテンプレビビヨン。GTSで運良く手に入れた臆病オーシャン。
耐久ポケや受けサイクルの破壊役で、無対策の相手にはルーチンワークで勝てる凶悪ポケモン。
複眼補正がのっても暴風はわりと外れるので、あと一撃で相手を倒せる状況だとしても急がず焦らず、眠り粉や身代わりでの安全確保を優先すべきである。(慎重に動けば勝てたはずの反省試合が3戦ほどある。)
コケコやレヒレ、音技持ちや連続技持ちをよく誘うので、相手の選出予想の手助けもしてくれる。正味こちらの役割の方が大きかった気がする。
アーゴヨン @ドラゴンZ おくびょう ビーストブースト
C252 S252 H4
竜星群・ヘドロウェーブ・大文字・めざめるパワー地面
Sが下がった相手を起点にする擬似積みアタッカーとして採用。
ミミロップやビビヨンが誘うカプ・レヒレに対して強いのがグッド。
悪巧みを積む暇がほぼ無かったので、めざパ地面を入れてフルアタに。ヒードラン交代読みのめざパが決まると爽快だった。あとは倒れかけのグロスやガルドに対して、命中不安の大文字を撃たずに済むのも安心。
初めはミミロップとビビヨンを軸に組んだこのPTだが、実際のところアーゴヨンか後述のマリルリで全抜きを狙う試合の方が圧倒的に多かった。
マリルリ @ノーマルZ いじっぱり 力持ち
H252 A252 D4
アクアジェット・じゃれつく・腹太鼓・はたき落とす
以前から愛用している腹太鼓Zマリルリ。ビビロップでハメられないバシャーモへの対抗枠として投入。
今季はアクアブレイクを外して、はたき落とすを採用。これによりカバルドンの対面処理が難しくなったが、代わりにA6↑のはたき落とすでナットレイやドヒドイデ(コオリZ以外)を突破できるようになったため、選出機会がグッと増加した。
腹太鼓Zは相手の攻撃を1発耐えてからの発動が安定するため、自分より遅い相手との対面では積むタイミングが難い。マリルリの太鼓ジェットを勝ち筋とする試合では、不用意に相手のSを下げすぎないよう注意が必要。
グライオン @気合の襷 ようき 怪力バサミ
A252 S252 H4
地面枠兼ステロ役。
マリルリやアーゴヨンを全抜きに導く名サポーター。
多くの試合でこいつが一番手に出ていって、ステロを撒いたり岩石封じでS操作したり、相手の起点作り役を挑発で黙らせたりしていた。
グライオンをステロ役にする最大のメリットは、型バレしにくい点。ポイヒ型の身代わりを警戒してか、守らずに居座ったバシャーモや滅びから入ってきたゲンガーを地震で無償突破することがしばしばあった。
メタグロスと対面した時は、アゴのめざ地やマリルリの太鼓ジェットの圏内に入れるため、ステロを撒くよりも地震で削ることを優先する。
怪力バサミは強い特性ではないが、マンダやギャラの起点にされることを防げるので地味に役立った。
テッカグヤ @突撃チョッキ ようき ビーストブースト
H36 A196 B4 D28 S244
テテフ、ハッサム、ボーマンダ辺りが苦手だったので、ボックスに居たテッカグヤを適当に再調整して投入。
このポケモンに関しては他にもっと良い型があると思う。アタッカー起用であれば、1積みでコケコを抜けるボディパージ型の方がこのPTには合っていたかも。
あまり信用していなかったので選出率は少なめだが、素のスペックが高いポケモンなので、選出した時はそれなりに活躍してくれた。
ビビヨン、グライオン、テッカグヤの並びが不穏な雰囲気を放っているので、身代わり貫通手段をもったポケモンをよく誘う。その辺を踏まえて相手の選出を読んでいくことを心掛けた。
今季も2000乗るのがやっとでした。switch版ポケモン出るまでに2100行けるのかな…