シングルS5 ポリクチランクルス (最高2014)
SMシーズン5のシングルレートで使用した構築。
前シーズンでポリクチ+ミミッキュ+キノガッサの構築で結果を出している方が多かったため、それを参考にして組んでみたトリパ。
以下個別解説
H252 A252 D4
じゃれつく・ふいうち・はたき落とす・剣の舞
テンプレのクチート。
はたき落とすを炎のキバに替えるのもありだと思うが、命中安定技が無くなるのは精神衛生上よくないのではたきで続投。
ナットレイはキバで迅速に処理するよりも、剣舞の起点にすることを狙っていく。うまく積むことができれば剣舞2回のはたきでナットを倒し、そのまま裏のポケモンも不意打ちで縛ることができる。
ポリゴン2 @進化の輝石 ひかえめ ダウンロード
H244 C196 B68
トリックルーム・トライアタック・シャドーボール・めざめるパワー炎
いつものDLポリ2。
今季は控えめテテフのサイキネを高乱数で2耐えするようにDに努力値を回してみた。
ナットレイが重い構築なので、その対策のためだけにめざパ炎に技枠を割いている。ポリ2対面で引いていくナットには思わず舌打ち。
H172 B36 C220 D76
今季初投入。S個体値0。第二のトリル始動役。
メガマンダの捨て身やメガゲンのシャドボ耐えを意識した調整。
バシャやルカリオ等の格闘ポケが居るせいでポリ2からの展開が難しい場合に、代わりにトリルを張る役として採用。
ポリクチが苦手なモロバレルやフシギバナに対しても、防塵のおかげで安定して対処できるのが心強い。ただしガッサは種マシンガンでがっつり削ってくるのでそれほど有利でなく、高レートのガッサ使いは防塵警戒のためか胞子してこないことも多かった。
エスパー技には未来予知を採用しており、守るでトリルターン稼ぎをしてくるバシャーモに刺さるのが楽しい。ちなみに未来予知は威力120の時間差攻撃であり、Z技化で威力190の即時攻撃となる。トリルしてから未来予知Zで1匹吹っ飛ばして相手のペースを崩す動きが強かった。
トリックルームをZ技化すれば、挑発を受けていてもトリルを使える&気合玉の命中強化(命中93%) という恩恵が一応あるが、こちらの方は全く使う機会が無かった。
ポリ2と同じく単体でも十分戦える火力と耐久を持っているので、トリル展開後に急いで切り捨てる必要がなく使いやすい。ポリ2と併せて選出すれば、試合中ずっとトリルを維持していく流れも狙える。
ミミッキュ @ゴーストZ いじっぱり 化けの皮
A252 S252 H4
シャドークロー・じゃれつく・影討ち・剣の舞
テンプレのミミッキュ。
リザやガモスのストッパーになって欲しかったので、Z技はゴーストで。
トリル展開後の詰めとして使える他、トリパの天敵であるガッサに対してそこそこ有利なのがえらい。
キノガッサ @気合の襷 ようき テクニシャン
A252 S252 H4
キノコの胞子・タネマシンガン・マッハパンチ・岩石封じ
テンプレのキノガッサ。
今回は岩石封じ後に抜ける範囲をとって陽気最速にしたが、ガッサミラーを強く意識したABベースの方がこの構築には合っていたかもしれない。
カバドリの牽制役になるはずだったが、こいつが居てもお構いなしにカバルドンは選出されまくった。
カバと言えばゴツメか回復実ばかりのイメージだったが、ラムの実をもったカバもある程度居ることを教えてくれた(PGL統計シーズン5終了時: 5.8%)。
オニシズクモ @こだわり鉢巻 ゆうかん 水泡
H252 A252 B4
アクアブレイク・吸血・毒突き・滝登り
シーズン3のトリパにも入っていた色シズクモ。
カバランドやテッカグヤが重かったので、そいつらをゴリ押せるトリルアタッカーとして採用。
この枠は2体目のメガポケ(候補としてはリザ、ギャラ、マンダ辺り)と迷ったのだが、PTにトリル始動役が2体居ること、毒突きでレヒレと打ち合えること、個人的にオニシズクモを気に入ってること等から採用に至った。
結果、ナットレイの重さや電気の一貫に拍車がかかったのは戴けないが、ほぼ確定で選出されるカバやランドロスに刺さるのは優秀で、活躍の機会は多かった。
シーズン後半は別ゲーに嵌っていたせいもあってか、レートはあまり振るわず。
来季はサンムーン環境のラストとなるので、次こそ2100に乗せたい(常套句)。